マナブさんの動画を参考にサービスを考えてみる

経緯

転職に向けて、Railsアプリを自作しようとしています。

前回の記事では思いついたアイデアをただ並べただけになってしまいました。

そこで今回はmanablogで有名なマナブさん(@manabubannai)の動画を参考に、どんなサービスにするかを考え直してみます。

参考にした動画はこちらです。

youtu.be

どんな動画か?どう応用するのか?

この動画では、マナブさんのブログ記事の書き方が紹介されています。

Image from Gyazo

どのような書き方かというと、以下のテンプレートを使って書くのが良いそうです。   

キーワードを決める
①問題提起:読者が抱えている問題を明確にする
②結果の明示:あなたの記事を読むとどうなるのかを具体的に伝える
③結果の根拠:②で示した結果が出る根拠を伝える
④行動:読者の行動は?(マネタイズ設計)   

この考え方をそのままサービスを考えるときのテンプレートにして考えてみようと思います。

ブログの記事は読者の抱える問題を解決する方法・解決するとどうなるかを伝えるために書くものだとすると、

Webサービスは、ユーザーの抱える課題を解決する方法を提供していて、上のテンプレートの考え方が通じるなと思ったからです。  

④は②を実現するのに必要なアプリの機能を考えることにします。
       

サービス案 

  • サービス名:こころーぐ 意味:心との対話(ダイアローグ)

  • キーワード:うつ 適応障害 認知療法   

  • どんなサービスか?:うつ・適応障害の人のための日記アプリ
        

1. 問題・悩み:ユーザーが抱えている悩みや問題を明確にする。

想定ユーザー: うつや適応障害で休職中。体調改善のためにいろいろなことを試すが続かない。下のような症状・悩みがある。

 1. 体調・感情の上がり下がりが激しい、すぐに無気力になってしまう。

 2. ちょっとしたきっかけで思考がネガティブなループにはまってしまう。

 3. 心療内科の医師に自分の体調をうまく伝えられない、理解してもらえない、体調を盛ってしまう。  

  

2. 結果の明示:このサービスを使うとどうなるのかを具体的に伝える

 1. 体調・思考の記録ができる。どんな時に体調が悪くなるか、体調が悪くなるときにどのような考え方をしているかが分かる。→対策を立てられる。

 2. ネガティブな感情が減る。

 3. 医師に自分の体調を正確に伝えられる。

     

3. 結果の根拠:2で示した結果が出る根拠を伝える。 

 1-1. 日記に自分がどんな考え方をしているかを書くことで客観視でき、考え方のクセがわかるから。  
 1-2. 毎日、体調を5段階で自己評価して、その結果がグラフに表示されるから。  

 2-1. 自分を客観視するとネガティブな感情を抑制できるから。 (自分を客観視する方法として、日記を書く。(考え方・感情を言葉にする))  
 2-2. ポジティブな出来事を目に見える形に表示して、思考もポジティブにできるから。  
  
 3. 記録した体調・感情の自己評価を主治医に診てもらうことで、直接自分の体調を伝えられるから。(今までは自分の言葉で伝えるしか方法がなかった。)

  

4. 必要な機能 :2を実現するために必要なアプリの機能を考える。

 1-1. 日記機能
 1-2. 体調を5段階で毎日評価し、それをグラフで描画する機能    

 2-1-1. 日記機能    
 2-1-2. 感情ボタン(その日の感情で強かったものを次から選ぶ:嬉しい、楽しい、不安、憂鬱、怒り…etc)   
 2-2. よかったことポスト(その日にあった小さい幸せを投函するポスト。投函された良かったことは印象に残りやすいようにトップページに表示される。)  

 3-1. 医師アカウントによる閲覧リクエスト機能 (複数の医師・カウンセラーに受診することを想定している。)   
 3-2. ユーザが閲覧を許可する範囲を設定する機能     

 4. General
 - サインアップ/ログイン機能   
 - 退会機能
 - ユーザトップページ
 - ユーザのダイアリーは決められた医師以外からは閲覧できないように。  

一旦これをメンターさんに見てもらって、実現できそうか聞いてみることにします。